雄しべ(おしべ)

雄しべ(おしべ)とは、花の雄性器官であり、花粉を生成する部分を指します。雄しべは、葯(やく)と花糸(かし)の2つの部分から構成されており、葯は花粉を生成し、花糸は葯を支える役割を果たします。雄しべは花の中心部に位置し、受粉において重要な役割を果たします。

雄しべの構造

  • 葯(やく):花粉が生成される部分で、通常は4つの花粉袋があり、ここで花粉が形成されます。
  • 花糸(かし):葯を支える細長い部分で、葯を花の中心部に位置させ、効率的な受粉を可能にします。

雄しべの機能

  • 花粉生成:葯で花粉が生成され、花粉が成熟すると花粉袋が開き、花粉が外部に放出されます。
  • 受粉:放出された花粉は風や昆虫などによって雌しべの柱頭に運ばれ、受粉が行われます。
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