赤玉土
赤玉土(あかだまつち)は、粒状の構造を持ち、通気性が良いため、根が呼吸しやすくなります。また、保水性にも優れており、水分を適度に保持し、過剰な水分は排出します。これにより、根腐れ(ねぐされ)を防ぎ、植物が健康に育つ環境を提供します。
用土:赤玉土は、その性質から、多くの植物に適しています。特に盆栽や観葉植物、サボテンなどの多肉植物(たにくしょくぶつ)に使用されます。また、種まきや挿し木など、発芽や発根(はっこん)を助けるためにも利用されます。粒の大きさにより、細粒、中粒、大粒があり、それぞれ用途に応じて選ばれます。
使用方法:赤玉土は、単独で使用することもありますが、他の土壌改良材と混ぜて使うことが一般的です。例えば、赤玉土と腐葉土(ふようど)やピートモスを混ぜることで、さらに栄養価の高い培養土を作ることができます。また、鉢底に敷いて排水性を高める役割も果たします。