最近登録された農業用語

  • 塩類障害は、土壌や培地に可溶性塩類が蓄積して根の吸水・養分吸収が阻害され、生育不良や葉縁枯れ、果実肥大不良などが起こる生理障害です。

  • ココピートとは、ココヤシの果皮(ヤシ殻)の繊維質を粉砕・熟成して得られる有機質の用土資材であり、肥料でも土壌そのものでもなく、養分を供給する資材ではありません。 主用途は、軽量で空隙(くうげき)を確保しながら水分を保持する「培地(ばいち)」としての物理性(通気・保水)の設計にあります。

  • サツマイモ基腐病(さつまいももとぐされびょう)とは、葉やつるに直接症状が出る病気ではなく、茎の地際部から侵入・発病し、地下の塊根まで腐敗を進行させる土壌伝染性の糸状菌性病害です。

  • 紋枯病(もんがれびょう)とは、高温多湿条件で発生しやすいリゾクトニア属菌(Rhizoctonia solani(リゾクトニア・ソラニ))を病原とし、水稲を中心に葉鞘へ病斑を形成して、倒伏や品質低下、収量減少を招く代表的な糸状菌性病害です。

  • 再生二期作(さいせいにきさく)とは、水稲を一度だけ田植えし、一期目収穫後に切り株の基部節に残った腋芽が分げつとして再生する「ひこばえ」を利用し、二度目の収穫を行う栽培手法です。温暖な地域を中心に、省力化や生産量確保の補完的手段として注目されています。

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