農業資材の関連一覧

  • 播種(はしゅ)とは、タネ(種子)を播くことを指し、植物の栽培の初期段階で、発芽と成長を促すために行われる重要な作業です。

  • 床土(とこつち)とは、苗を育てるために使用する土で、保水性、通気性、排水性が良好なことが重要です。堆肥や肥料を加えて作られ、無病の土が理想です。

  • 連結ポット(れんけつぽっと)とは、育苗用のポットが連結された育苗容器の総称で、効率的に多くの苗を育てるために使用されます。セルトレイやペーパーポットなどが含まれます。

  • 粒剤(りゅうざい)とは、粒状に加工された農薬の一種で、主に除草剤や殺虫剤として使用されます。手軽に散布でき、土壌に直接施用するため、使用が簡便です。

  • 鉢上げ(はちあげ)とは、小さな苗をより大きなポットや鉢に植え替え、根の成長を促して健全に育てる作業です。通常、この作業は定植前や製品化のために行われます。

  • 矮化剤(わいかざい)とは、植物の伸長を抑え、コンパクトに育てるための生長調整剤です。鉢物や草花の栽培に利用され、見た目を整えたり、管理を容易にする目的で使用されます。

  • トンネル栽培(とんねるさいばい)とは、作物の上にトンネル状に設置したビニールやフィルムで覆い、低温期に保温する栽培方法です。早熟栽培や露地栽培で使われ、作物の生育を促進します。

  • 電照栽培(でんしょうさいばい)とは、人工照明を利用して植物の成長や開花を調整する栽培方法です。日長を制御することで、開花時期や収穫時期をコントロールし、農作物の生産性を高めます。

  • ポット苗(ぽっとなえ)とは、プラスチック製の育苗ポットに種子をまき、育てた苗のことです。苗が独立した環境で育つため、移植が容易で根の成長が安定しやすい特徴があります。

  • ハウス栽培(はうすさいばい)とは、ビニールハウスや温室内で作物を栽培する手法です。外部環境から保護された条件下で、温度や湿度を管理し、年間を通じて安定した作物生産が可能です。

  • ハウス育苗(はうすいくびょう)とは、温室やビニールハウス内で苗を育てる方法です。外部の気象条件に左右されず、安定した環境で作業ができ、適期に作物を育成することが可能です。

  • 培土(ばいど)とは、作物の根元に土を寄せて作物の安定や成長を促す作業を指します。一方、培養土(ばいようど)は、植物を育てるために特別に調整された土壌のことで、育苗や鉢植えなどで使用されます。

  • 葉面散布(ようめんさんぷ)とは、水に溶かした肥料や農薬を植物の葉に直接散布し、葉から栄養や薬剤を吸収させる栽培方法です。根が弱っている場合や植物がストレスを受けた際に効果的です。

  • 養液栽培(ようえきさいばい)とは、土壌を使わず、水と養分を含む培養液を用いて作物を育てる栽培方法です。培地や培養液の供給方法により、水耕栽培やロックウール栽培などに分類されます。

  • 抑制栽培(よくせいさいばい)とは、植物の成長を制限し、収穫時期やサイズを調整する方法です。都市農業や狭いスペースでの効率的な生産に使われ、収穫時期を遅らせて高値で取引することを狙います。この技術で質の高い作物を戦略的に生産でき、経済的メリットが大きいです。

  • 砂耕栽培法(さこうさいばいほう)とは、砂を培地として使用する栽培方法で、養液を供給して作物を育てる手法です。土壌病害のリスクが低く、管理がしやすい特徴があります。

  • 穀物乾燥機(こくもつかんそうき)とは、収穫された穀物を適切な湿度に乾燥させるための機械です。これにより、穀物の保存期間が延び、品質が保たれます。

  • コールドチェーン(こーるどちぇーん)とは、温度管理が必要な商品を生産地から消費者まで冷蔵・冷凍状態で輸送・保管するためのシステムを指します。生鮮食品や医薬品などの品質保持に重要です。

  • コーティング種子(こーてぃんぐ種子)とは、種子の表面を保護物質で覆い、発芽や成長を促進するために加工された種子のことを指します。これにより、発芽率の向上や病害虫からの保護が期待されます。

  • ペレット種子(ぺれっとしゅし)とは、形状が不均一な種子や微細な種子を均一な球状に成形し、播きやすくするために粘土鉱物で包んだ種子です。

  • シードパン(しーどぱん)とは、種子を発芽させるために使用する浅いトレイのことを指します。均一な発芽環境を提供し、苗の育成をサポートします。

  • シードテープ(しーどてーぷ)とは、均等に間隔を空けて種子が配置されたテープ状の資材です。種まきが簡単になり、均一な発芽を促進します。

  • 敷きワラ(しきわら)とは、植物の根元や土壌の表面にわらを敷くことで、土壌の乾燥を防ぎ、雑草の成長を抑える農業技術です。特に夏場に効果的です。

  • シェード栽培(しぇーどさいばい)とは、植物を日陰や遮光ネットを使用して育てる栽培方法です。短日植物の花芽分化を促すために資材を用いて遮光を行い、短日条件を作り出します。

  • 長日処理(ちょうじつしょり)とは、植物に夜間に人工照明を行い、日照時間を長くして開花を早める栽培方法です。

  • 乾熱殺菌(かんねつさっきん)とは、高温で乾燥した環境を利用して、病原菌や害虫を殺菌する方法です。土壌や農作物の消毒に用いられます。

  • カントリーエレベーター(かんとりーえれべーたー)とは、収穫された穀物を一時的に保管し、乾燥・調整・出荷する施設のことです。農家にとって効率的な穀物管理が可能です。

  • 潅水チューブ・灌水チューブ(かんすいちゅーぶ)とは、農作物に水を効率よく供給するためのチューブ状の灌水システムです。作物の根元に直接水を届け、効果的な水管理が可能です。

  • 灌水・かん水(かんすい)とは、農作物に必要な水を供給する作業のことです。適切な灌水は作物の健全な成長に不可欠です。

  • 環境制御(かんきょうせいぎょ)とは、農作物の育成に適した温度、湿度、光量などの環境条件を管理・調整することです。これにより、安定した収穫量と品質が確保されます。

  • 換気(かんき)とは、室内や温室内の空気を新鮮な空気と入れ替えることです。これにより、温度や湿度を適切に保ち、植物の健全な成長を促します。

  • 日向土(ひゅうがつち)とは、宮崎県日向地方産の灰色の多孔質土で、通気性に優れ、主に山野草や洋蘭の用土として使用されますが、保水力が低いため乾燥しやすい特徴があります。

  • ラフィア(らふぃあ)とは、ラフィアヤシの繊維から作られたヒモのことで、やわらかく強靭な性質を持ち、主に接ぎ木の支持や園芸作業に使用されます。

  • ホルモン剤(ほるもんざい)とは、植物の生育や生理機能を調節するために使用される薬剤で、トマトの落果防止や果実の発育促進などに利用されます。

  • 発根促進剤(はっこんそくしんざい)とは、植物の根の発生を助けるために使用される植物成長調整剤で、主にオーキシンなどの人工ホルモンが含まれています。

  • ライスセンター(らいすせんたー)とは、収穫された稲の籾(もみ)を乾燥、籾摺り(もみすり)をして白米に加工する施設のことです。農協や大規模な稲作農家が所有しています。

  • 防風ネット(ぼうふうねっと)とは、作物を強風から守るための網状の資材です。風による作物の損傷を防ぎ、品質を維持するために使用されます。

  • 苗床(なえどこ)とは、苗を健全に育てるための場所や施設のことです。苗が十分に成長し、本圃場に定植されるまでの間に使用されます。

  • フェロモン(ふぇろもん)とは、動物や昆虫が体内で生成し、外部に分泌する化学物質で、同種の個体に特定の行動を引き起こす作用があります。農業では、害虫防除に利用されています。

  • 培養土(ばいようど)とは、植物を育てる際に使用される土のことで、通常は複数の土質や有機物を混合して作られます。

  • 稈(かん)とは、イネ科植物の茎のことです。特に穀物や牧草の茎部分を指し、収穫後には飼料や堆肥として利用されることがあります。

  • 水苔(みずごけ)とは、湿原や山地の湿地に生える苔類を乾燥させたもので、保水力が高く、取り木や挿し木、洋ランや観葉植物の栽培に広く利用される資材です。

  • 短日処理(たんじつしょり)とは、植物に短日の条件(長い暗期)を人工的に与えることで、短日植物の開花を促進したり、特定の生育特性を高めるための方法です。これにより、栽培のタイミングを調整することができます。

  • 真砂土(まさつち)とは、花崗岩(かこうがん)が風化してできた赤土で、適度な粘りと良好な排水性を持つ酸性の土壌です。庭土や花壇用土としてよく利用されます。

  • 仮支柱(かりしちゅう)とは、農作物が成長する際に一時的に使用される支柱のことです。特に若い苗や柔らかい茎を支えるために使われ、植物の成長をサポートします。

  • 短日植物(たんじつしょくぶつ)とは、一定時間以上の暗期(夜間)が必要で、光周期により開花が促進される植物のことです。短日性植物とも呼ばれ、代表的なものに菊やアサガオがあります。

  • トレリス(とれりす)とは、植物を誘引して壁面を装飾するために使われる格子状の構造物です。ついたて状のデザインが一般的で、園芸や造園で広く利用されています。

  • トラフ(とらふ)とは、もともとは家畜の飼料や水を入れる桶や水槽を指しますが、園芸においては石やコンクリートを加工して作られた栽培容器を意味します。

  • ハンギングバスケット(はんぎんぐばすけっと)とは、草花を植え、壁に掛けたりつるしたりして楽しむためのバスケットで、空間を彩る装飾として利用されます。

  • トラップ(とらっぷ)とは、害虫を誘引し捕獲するための装置で、害虫の発生状況を調査し、農作物の被害を防ぐために用いられます。

  • 炭酸同化作用(たんさんどうかさよう)とは、植物が空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収し、光のエネルギーを利用して有機物を合成する過程のことです。これは植物の成長にとって非常に重要なプロセスです。

  • 人工種子(じんこうしゅし)とは、植物の組織培養技術を用いて作られた種子で、通常の種子と同様に圃場(ほじょう)に播(ま)いて栽培できるものです。遺伝的に安定した植物を大量生産できるため、農業や園芸での効率的な栽培が可能です。

  • 代掻き(しろかき)とは、田に水を入れて掻き回し、土と水を混ぜて柔らかくぬかるんだ状態にする作業のことです。これは田植えの前に行われ、稲の定植を容易にします。

  • 除草剤(じょそうざい)とは、農作物の生育を妨げる雑草を防除するために使用される薬剤のことです。主に畑や田んぼ、庭などで利用されます。

  • 脱穀(だっこく)とは、収穫した穀類を茎から外す作業のことです。イネの場合は「稲扱き(いねこき)」とも呼ばれます。

  • 培養液(ばいようえき)とは、植物の生育に必要な栄養成分を含んだ水溶液です。水耕栽培やロックウール栽培など、土壌を使わない栽培方法で使用され、植物に必要な栄養素を供給します。

  • 駄温鉢(だおんばち)とは、一般的に流通している陶器の鉢で、1000℃で焼かれており、縁に釉薬が塗られています。素焼き鉢よりも強度があり、排水性はやや劣ります。

  • テンションメーター(てんしょんめーたー)とは、土壌の湿度(水分)を測定する機器です。これにより、作物の適切な水管理が可能となり、効果的な灌漑(かんがい)が行えます。

  • 土壌改良材(どじょうかいりょうざい)とは、作物の健全な成長を促進するために、土壌の性質を改善する目的で土壌に加える物質です。これにより、土壌の通気性や保水性、栄養バランスが向上します。

  • 目土(めつち)とは、芝生(しばふ)などの表面に撒(ま)いて、根茎(こんけい)を覆い育成を助けるための土のことです。特に芝生の管理で用いられ、土を撒いた後はローラーで押さえて均一にします。

  • 富士砂(ふじすな)とは、火山由来の川砂で、主に培養土の排水性を改善するために用いられます。粗い粒径を持ち、山野草の植え込みやロックガーデンに適しています。

  • 用土(ようど)とは、鉢植えや苗床で植物を育てるために使用される土のことです。通気性や水はけ、養分バランスが調整されており、病害虫がないことが求められます。

  • 癒合(ゆごう)とは、植物や動物において傷ついた部分が修復され、元通りに接続される現象を指します。特に農業では、接ぎ木や切り口の修復に関連します。

  • シュロ紐(しゅろひも)とは、ヤシ科の常緑高木シュロの幹を包む毛をより合わせて作られたヒモのことです。主に農業で植物の固定や結束に使用されます。

  • 腐葉土(ふようど)とは、広葉樹の落ち葉が堆積し、発酵分解されて土状になったもので、保水性と通気性に優れ、他の用土と混合して多くの植物に適応します。

  • フィラー(ふぃらー)とは、フラワーアレンジメントで使用される小さな花や葉の総称で、主に大きな花との間を埋め、全体のバランスを整える役割を果たします。

  • バーク堆肥(ばーくたいひ)とは、木材の皮や切りくずなどを発酵させて作られた堆肥で、野菜や花の栽培に広く利用される有機肥料です。

  • 農薬(のうやく)とは、農作物を害する菌や昆虫などの防除や、作物の生理機能を調整するために使用される薬剤のことです。

  • ピートモス(ぴーともす)とは、寒冷な湿地帯で堆積したミズゴケが分解されて繊維状になったもので、保水性に優れた用土の主原料です。ピートの一種。

  • 受粉(じゅふん)とは、花粉が雌しべの頭部に到達して植物の繁殖が行われるプロセスです。この過程は、風や昆虫など自然の力、または人工的な手法によって促されます。

  • パーライト(ぱーらいと)とは、真珠岩を高温で焼いて発泡させた白色で軽い素材で、多孔質で通気性や排水性に優れ、用土の原料として使用されます。

  • 促成栽培(そくせいさいばい)とは、収穫を早めるために、育苗から収穫までハウスや温室で行う栽培方法です。温暖地では加温しないこともありますが、通常は加温して行います。

  • ポット育苗(ぽっといくびょう)とは、小さな容器(ポット)を用いて苗を育てる方法です。これにより、移植時の植え傷みを減らし、苗の成長を助ける利点があります。

  • バーミキュライト(ばーみきゅらいと)とは、ひる石を高温で発泡させた鉱物で、軽く保水性や通気性に優れた土壌改良材です。

  • 動力噴霧器(どうりょくふんむき)とは、エンジンを動力源として液体を霧状にして噴射する機械です。農薬や肥料を効率的に散布するために使われ、手動式よりも作業効率が高いのが特徴です。

  • マルチ(まるち)とは、作物の畝や株元を覆うためにポリエチレンフィルムや稲ワラを使う技術で、雑草防止や地温調整、肥料・水の節約などを目的としています。

  • カバープランツ(かばーぷらんつ)とは、土壌を覆い保護するために栽培される植物のことです。雑草抑制や土壌浸食防止、土壌の肥沃化に役立ちます。

  • 鹿沼土(かぬまつち)とは、栃木県鹿沼市で採れる軽石状の土壌改良材です。通気性や排水性が良く、観葉植物や花卉類の栽培に適しています。

  • 遮光栽培(しゃこうさいばい)とは、光を遮ることで植物の生育環境を調整し、開花期や成長を管理する栽培方法です。シェード栽培とも呼ばれ、遮光ネットや寒冷紗が使用されます。

  • 遮光・遮光資材(しゃこう・しゃこうしざい)とは、植物が直射日光を避けるために光を遮ることを指します。これにより、植物が適切な成長環境を保つことができます。

  • セル培土(せるばいど)とは、セルのような小さい容器で苗を均一に育てるための培土です。細かい粒子で、有害な病菌や雑草の種子が混入しておらず、土壌のpHが調整され、肥料も含まれています。

  • 水揚げ(みずあげ)とは、切り花の茎から水を吸い上げさせることで、花を長持ちさせるための処理方法です。切り花を収穫後すぐに水に浸し、水分を十分に吸収させることで、花の鮮度を保ちます。

  • ポリエチレン(ぽりえちれん)とは、主にトンネル栽培やハウス栽培の被覆材として使用される合成樹脂で、紫外線を通しやすく、汚れにくい特性があります。

  • 支柱(しちゅう)とは、株が倒れないように支えたり、枝や蔓(つる)を思うように配置するために用いる道具のことです。細竹やパイプが一般的に使用され、キュウリや草花では網も用いられます。

  • ビニールハウス(びにーるはうす)とは、木材や鋼材を骨組みに合成樹脂フィルムで覆った農業施設で、温度や湿度を管理して作物を育てます。海外では「greenhouse(グリーンハウス)」と呼ばれます。

  • 施設園芸・施設栽培(しせつえんげい・しせつさいばい)とは、ビニールハウスやガラス室などの施設を使って野菜や花を育てる農業のことです。環境を人工的に制御し、高品質な作物を生産します。

  • 不織布(ふしょくふ)とは、繊維を織ったり編んだりせずにシート状に加工した布で、農業では保温、防虫、防草などの目的で利用される資材です。

  • 花崗岩砂礫(かこうがんされき)とは、花崗岩が風化してできた砂や小石のことです。農業では土壌改良材として使われ、排水性や通気性を向上させます。

  • パーゴラ(ぱーごら)とは、柱と梁を組み合わせた構造物で、つる性植物を立体的に仕立てるために用いられます。藤やバラなどの植物がパーゴラを這い、魅力的な景観を作り出します。

  • ポット(ぽっと)とは、植物を育てるための容器で、園芸や農業において植木鉢として使用されます。ポリポットやピートポットなど、材料や用途に応じた種類があります。

  • 西洋芝(せいようしば)とは、タネをまいて作る外国産の芝のことです。年中緑を保つ美しさが特徴ですが、高温・多湿に弱く、管理が難しい面もあります。

  • 生長調節剤(せいちょうちょうせつざい)とは、植物の生長を抑制または促進する効果を持つ薬品のことです。植物ホルモンとも呼ばれ、作物の管理に利用されます。

  • トレーサビリティ・生産履歴(とれーさびりてぃ・せいさんりれき)とは、農産物が生産されてから消費者に届くまでの過程を追跡できるシステムや記録のことを指します。

  • ずらし作業(ずらしさぎょう)とは、苗を定植する際に植え傷みを防ぐため、苗を掘り上げずに苗床内で土と共に少しずつ位置を移動させる作業です。また、外温が低い場合や定植が難しい場合に苗の生育を一時的に抑える目的でも行われます。

  • 素焼き鉢(すやきばち)とは、表面にうわ薬を塗らずに焼き上げた鉢のことです。通気性が高く、植物の栽培に適しています。

  • スプリンクラー(すぷりんくらー)とは、噴口が回りながら水を撒く潅水装置です。送水管に接続して使用し、均等に水を散布します。

  • 水耕(すいこう)とは、土を使わずに水と栄養液を利用して植物を育てる方法です。この方法では、根が直接水中で育ちます。

  • オンシツコナジラミ(おんしつこなじらみ)とは、温室内で育てられる植物に発生する小さな白い虫です。植物の汁を吸って弱らせ、病気を広げることがあります。

  • 燻炭(くんたん)とは、稲わらなどを炭化させたもので、土壌改良材や肥料として利用されます。

  • クレイボール(くれいぼーる)とは、粘土を焼いて作られた小さな球体で、土壌改良や水はけの改善に使用されます。

  • 桐生砂(きりゅうずな)とは、群馬県桐生市で採れる細かい砂のことで、主に園芸用土として使用されます。水はけが良く、根の発育を促進します。

  • FRP鉢(えふあーるぴーばち)とは、ガラス繊維強化プラスチックで作られた鉢のことです。耐久性が高く、軽量で扱いやすいのが特徴です。

  • エアレーション(えあれーしょん)とは、土壌や水中に酸素を供給する作業やプロセスを指します。これにより、作物の根の発育や微生物の活動が促進され、健康な植物成長を支えます。

  • 内張りカーテン(うちばりかーてん)とは、温室やビニールハウス内で使用するカーテンで、温度調節や保温効果を高めるために設置されます。

  • 稲木(いなぎ、いなき、いのき)とは、収穫した稲を乾燥させるために使用する木製の架台のことです。風通しを良くして、稲を均等に乾燥させる役割を持ちます。

  • EC(いーしー)とは、電気伝導度のことで、土壌や水の塩分濃度を示します。作物の健全な成長を維持するために重要な指標です。

  • 荒木田土(あらきだつち)とは、水田の底土から採取される粘土質の土壌です。保水性と養分保持力が高く、特に水生植物や花卉類の栽培に適しています。

  • 寒冷紗(かんれいしゃ)とは、植物を寒さや直射日光から守るために使用されるネット状の資材です。寒冷紗を利用することで、植物の成長を助けることができます。

  • 潅木(かんぼく)とは、低木とも呼ばれ、高さが数メートル以内の木のことです。潅木は庭園や防風林として使われることが多く、果実や花を楽しむこともできます。

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