CoolPescon®
1台3役(冷房・加湿・薬液散布)の環境制御システムです
CoolPescon®の特長
point01
従来の細霧冷房より微細な霧により、冷房・加湿・薬液散布を自動化
CoolPesconは従来の細霧冷房より微細な霧、平均粒子径10~30μmのセミドライフォグを用いて、冷房・加湿・薬液散布を自動化するシステムです。
セミドライフォグにより、作物や施設を濡らすことなく、施設内の環境づくりに役立てていただけます。
従来の細霧冷房
液侵法で計測した霧の粒子
(倍率100倍)
CoolPescon®
液侵法で計測した霧の粒子
(倍率100倍)
point02
薬液散布作業の無人化を実現
温室全体を一度に薬液散布するため、大幅な時間短縮につながります。また、無人状態で薬液散布が可能なため、薬液を吸い込む必要ありません。
20aを薬液散布する場合
CoolPesconで自動散布する場合
CoolPescon®の導入で
期待される効果
収量の増加
飽差管理による光合成量の増加
植物は飽差値が高い(絶対湿度が低い)環境にさらされると、体内の水分流出を防ごうと気孔を閉じるため、光合成量を落としてしまいます。CoolPesconの加湿効果により、飽差値を適正に管理し、光合成量を維持・向上できます。
昇温抑制による受光量の増加
高温期は、昇温抑制を優先する環境づくりのため、日中にカーテンを閉める時間を長くしがちになります。
CoolPesconの冷房効果により、高温期日中でもカーテンを開ける時間を確保し、光合成量を増やすことができます。
昇温抑制による可販品率の向上
室内温度が35℃近くなると、生理障害や、花粉稔性の低下などの高温障害が発生しやすくなります。冷房効果により、盛夏期でも高温障害を未然に抑え、可販品率の維持・向上に貢献します。
経営安定・省力化
計画的・予防的薬液散布の
実現
動噴手散布による薬液散布は、1回あたり約4時間(20a)を要するため、作業時間の確保に悩むケースが少なくありません。
CoolPesconの無人・自動散布機能により、計画的に薬液散布を行えます。また被害発生前に、予防的な薬液散布を実現していくことで、通年での病害虫被害を抑制します。
昇温抑制による作業環境の向上
盛夏期の温室内温度は40℃を上回ることもあり、作業者にとっては過酷な環境となります。
CoolPesconの冷房効果により、作業者にとって負荷の低い温度環境を実現し、作業者負担を軽減します。
無人薬液散布による
被ばくの回避
薬液散布を無人散布することで、動噴手散布による薬液散布で想定される作業者の農薬被ばくのリスクを抑制します。
CoolPescon®の利用シーン(トマト栽培の場合)
冷房・加湿・薬液散布で
春夏秋冬1年ずっとフル活用
温室内温度・飽差値の変化予測
室内温度の推移(月間最高温度)
室内飽差値の推移(月間最高飽差値)
企業情報
社名 | 株式会社いけうち |
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住所 | 〒550-0011 日本 大阪府大阪市西区阿波座1-15-15第一協業ビル |
お問い合わせ先 | mist@kirinoikeuchi.co.jp |
URL | https://www.dry-fog.com/jp/ |